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会長ご挨拶

会長 坂東昭二

新たな活動を前へ、前へ!

 印西市国際交流協会は、2001年4月1日、市民主体の活動を通して、印西市の国際化推進に寄与することを目的に設立されました。それ以来、印西市始め関係各位のご支援の下、日本人市民と外国出身の市民がお互いの文化を理解・尊重しあい、印西市が名実ともに外国出身の皆さんにとっても住みやすい多文化共生の街となることを目指して様々な活動を展開してまいりました。

 設立以来23年が経過した今、印西市にも様々な国・地域より多くの方々が転入、2024年2月現在、外国人市民として登録された方は68か国・地域、3,100名を超えるまでになりました。このように外国出身市民の増加が急速に進む状況の下で、私たちは、これらの人々の要望にこれまで以上に敏感となり、その期待に応えられる新たなフェーズの活動を開始したいと考え、すでに実施に移しています。

 その一つが、「外国ルーツの子どもを対象とした日本語支援体制の拡充・強化」です。一昨年、私たちはプロジェクトチーム、キッズIIFA(イーファ)を立ち上げ、初の試みとして昨年5月から毎月土曜日2回、日曜日2回開催の日本語勉強会を、更に夏休み学習教室を開催しました。私たちは、この両プログラムを一層充実させると同時に、これからは学校現場等のご意見も伺いながら、保護者の方々の日本語習得の支援にも取り組んでまいります。

 今、世界は様々な課題に直面しています。このようなときだからこそ、私たちの目指す異なる文化をつなぐ交流が重要であると信じます。

 しかし、私たちはまだまだ人数も少なく力不足です。国際交流の新たな活動を前に進めていくために、多くの市民の皆さまのご参加を得ることができればこれ以上の喜びはありません。心からご参加をお待ちしております。


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